11月15日、よしもと漫才劇場にて、漫才劇場所属芸人の歴史を紐解くライブ「マンゲキ芸人取扱説明書」が開催されました。
この日、主役を務めたのは漫才コンビ「黒帯」。
彼らの歴史を語るために集まったのは、長年の付き合いのある先輩芸人の金属バットやDr.ハインリッヒをはじめとした、親交の深い芸人が総勢24名と勢ぞろい。今回出演する芸人すべてが私の好きな人たちばかり!これは絶対に劇場で観たいと思い、予約開始後すぐにチケットを取るくらいに非常に楽しみなライブでした。
MCをつとめたのは、令和喜多みな実の河野さん。河野さんの呼び込みで登場した総勢24名のひな壇ゲストたちは、開演早々賑やかなトークの中コーナーがスタートしました。
その中には、とある因縁があったこともあり6年ぶりによしもと漫才劇場の舞台に立ったヤングの二人が出演したほか、かつて「キャタピラーズ」としてコンビで活動していたしげみうどん(らいおんうどん)さん・さかもと(春すけ)さんも久々に共演するなど、黒帯の二人ならではのゲストチョイスで観客が盛り上がりました。ちなみに同じく親交の深いZUMAや門野(アーネスト)さんは、大西さんのシミュレートの結果、滑ると判断し呼ばなかったそうです…。(笑)
漫才コンビ:黒帯とは
黒帯の2人は高校の柔道部の同級生で結成され、松竹芸能で芸人活動をスタート。2014年に松竹芸能を退所し、2015年に吉本興業に移籍した、いわゆる「脱竹」芸人としても知られており、現在はよしもと漫才劇場を中心に活動し、関西で注目を集めています。
インディーズの舞台を中心に劇場人気を得てきた黒帯の二人は、今年2023年にはNGKでの初の単独ライブを成功させるなど、漫才劇場の中でも人気を確立しています。
また、2人が投稿しているYoutubeチャンネル「黒帯会議」は、今回のライブで登場したような親交の深い芸人とのトークや、大阪の若手芸人界隈の楽屋ニュースなどが人気を集めています。
黒帯の歴史を振り返る

トークコーナーは、黒帯の2人が吉本興業に入所した後の年表から、二人とゲストそれぞれのエピソードを引き出す形で展開されました。
今回のライブでは、普段のトークではなかなか聞けない裏話が続々と明かされました。
劇場出番が全くなく新世界の朝日劇場で細々と活動していた不遇時代の話、金属バットやヤングなどの芸人と親交を深めたインディーズ時代の話などといった若手時代のディープな話題は、普段マンゲキの舞台で触れられることは少ないでしょう。
中でも驚いたのは、当時黒帯の二人も頻繁に出演していたインディーズライブ(ドラゴンボール亭G)に、学生時代の三遊間・稲継さんがよく観に行っており、それをきっかけに稲継さんが芸人を志したということです。
また、てらうちさんのキ〇〇〇がでかすぎるというエピソードをきっかけに、各ゲストの下ネタトークに発展し、そんな状況をDr.ハインリッヒの彩さんが一喝し観客が大爆笑。弟分である黒帯の二人をDr.ハインリッヒがたしなめる、そんな空気感もいいなぁ、と感じられました。
黒帯の2人の話以外にも、出演芸人の過去のM-1予選のエピソードトークなどが繰り広げられ、キャタピラーズが大滑りしたネタをさかもとさんとしげみうどんさんが軽く再現するなど、今回のライブと出演者ならではの展開とトーク満載で舞台上は終始盛り上がりました。
賑やかすぎるひな壇、笑い満載のトークライブ
今回のライブを通して、黒帯の2人の知られざる一面を垣間見ることができ、芸人仲間からの信頼の厚さが感じられました。
今回は前半のエピソードトークが盛り上がりすぎて、1時間のライブでしたが、後半が時間が足りなくなって別のコーナーを削る形となりました。ちなみにそのコーナーは、アーネスト門野さんをイジる内容だったそう。(笑)
ファンにとっては、2時間以上になっても全然良いくらいの内容でしたし、まだまだ沢山のエピソードがありそうですので、また機会を設けてほしいものです。
今回のライブの様子については、大西さんが自身のnoteで内容について詳細に触れています。語られたエピソードについて更に深く掘り下げられた内容になっていますので、有料にはなりますが、ぜひご一読ください。

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