【ライブレポート】「お笑いブーム」、生で見る街裏ぴんくの漫談の迫力に衝撃。

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【ライブレポート】「お笑いブーム」、生で見る街裏ぴんくの漫談の迫力に衝撃。 ライブレポート
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コロナ療養明けに見た「お笑いブーム」

先週ですが、お盆休み以降、コロナウィルスに感染しずっと療養していました。
外に出られない分、ずっと撮りためていたTVの録画やライブ動画などを見てゆっくりしようかなと最初はポジティブに考えていたのですが、いざ症状が本格化しだしてくるとそれどころではなく…。高熱・喉の腫れ・咳が止まらない。

あいにく一人暮らしの中で、自分で自分をケアしなければならないため、結果的にはただ薬飲んでは寝るだけで1日が終わっていました。

そうして療養期間を経てやっと回復し、外出できるようになったので、早速お笑いライブへ。

前回観劇したライブ「漫才ブーム」の特別版で、今回はゲストに東京で活躍するピン芸人・街裏ぴんくさんを加えた「お笑いブーム」が開催されました。

前回観劇時のレポートはこちら

「お笑いブーム」に街裏ぴんくさんが登場するのは約4年ぶりとのこと。その当時の「お笑いブーム」は、ミルクボーイがのちのM-1制覇に繋がった代表作「コーンフレーク」を初披露した機会でもありましたので、街裏ぴんくさんはその場に立ち会った証人の一人でもあります。

街裏ぴんくさんの漫談を生で見るのは初めてだったので、とても楽しみにしていました。

街裏ぴんくとは?

街裏ぴんくさんとは、芸能人などを題材に、架空のファンタジーなエピソードをあたかも経験したかの如く話す漫談を持ちネタにするピン芸人です。

笑福亭鶴瓶さんやカズレーザーさんもその技量を絶賛するなど、コアなファンが多く、開催する漫談独演会も毎回盛況を続けています。

街裏ぴんくさんの漫談は東京での出演がメインで、関西で見る機会がなかなかなく、今回「お笑いブーム」にも久々に出演するとののことでした。

会場は盛況

今回の会場は前回と同じくなんばグランド花月。私は予約をしていたつもりがしていなかったため当日券での入場となり、1階席の最後方あたりに座りましたが、周りを見渡すとほぼ埋まっていました。直接は確認できていませんが、前回以上の人出であったようで、2階席にもお客さんがある程度入っていたようです。

入場するとその日の香盤表が渡されます。いつものレギュラーメンバー4組に街裏さんが加わっているので、11ネタ(各組2ネタ、ミルクボーイのみ3ネタ)をノンストップで観ることのできるストイックな構成です。良いもんです。

盛り上がったポイント

ライブでは各組が持ち時間内に自由にネタを披露しました。私が特に印象に残ったポイントを挙げます。

ミルクボーイは「好きな乗り物」「昔話」「スーパーマリオ」を披露しました。毎度「漫才ブーム」ではストイックに新ネタを披露し続けてくれるミルクボーイ。今回は後半2つのネタは、駒場さんのオカンではなく夢に出てきたものを題材にするなど、ちょっとだけ趣向も変えたネタで観客を楽しませてくれました。

ツートライブは「立ちこぎ」「人脈」を披露。たかのりさんと周平魂さんの話すシチュエーションがどんどん訳がわからなくなる様子に会場は笑いも収まらず、時々入る周平魂さんの造語?から繰り出されるボケが更なる笑いを誘いました。

金属バットは「四字熟語」「良いニュース悪いニュース」を披露。「四字熟語」はTHE SECONDでも披露した「ことわざ」に似た構成のネタでしたが、直近の時事ネタをちゃんと交ぜたりとそこは彼ら特有のブラックさも忘れず。

新鮮な話題をイジらせたらウキウキするのが金属バットの二人。

デルマパンゲは「よろしく」「かえるの歌」を披露。今回の2ネタはいずれも、いつになくツッコミの広木さんがボケの迫田さんの論調に意外と順応しているスタンスで会話がやり取りされるネタで、その内容の何とも言えない可笑しさが会場全体に広がっていくのが感じられました。

アドリブなのか台本なのか、「今何の話してるんだ?」といったよくわからない会話でここまで笑いを誘うのはさすがデルマパンゲ。

そしてゲストの街裏ぴんくさんは「あやや」「街頭インタビュー」の漫談を披露。

初めて街裏ぴんくさんの漫談を生で見た感想としては「情報量多っ!」でした。

ライブよりもロングのバージョンです


街裏ぴんくさんの語るエピソードのシチュエーションは想像しただけで笑えてしまうのはもちろんなのですが、これでもかとばかりに詰め込んだファンタジーなボケを迫真のリアクションで喋る街裏ぴんくさんの様子がそれを増幅させているのです。

前半で出たボケが後半いきなりもう一回出てきたりと、伏線回収と呼ぶには強引すぎるストーリーも出てきたり。後半どんどん突拍子もないボケが続いて行っても、引き込まれて聞いてしまうのは、やはり街裏ぴんくさんの話術の為せる技なのでしょう。
街裏ぴんくさんの漫談はやはり生で見ると迫力がありました。声のトーンや表情や仕草など、細かな演技が見事です。

まとめ

「お笑いブーム」は今回も素晴らしいライブでした。出演者の皆さんがそれぞれ個性的なネタを披露し、会場は笑いに包まれました。自分のコロナ療養中に溜まったストレスも十分吹き飛んだかと思います…!
特に街裏ぴんくさんの漫談は圧巻でした。彼の漫談を関西のお笑いファンが見ることの出来る機会はあまり多くありませんが、9月に道頓堀ZAZA HOUSEでも独演会を行うとのことですので、興味のある方はチェックしてみてください。

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