【ライブレポート】「M-1グランプリ1回戦(大阪予選)」の会場・雰囲気について解説!

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ライブレポート
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「M-1グランプリ」の予選が始まりました!

お笑い界の一大イベントといっても良いほどの盛り上がりを毎年見せるM-1グランプリ。若手芸人にとっては、予選の中で上位進出を果たしたり、敗退しても予選動画などで爪痕を残すことはその後のブレイクにも影響する何よりものステータスです。
そんなM-1グランプリの予選は、年々エントリー数が増えている影響からか、1回戦の時点から多くの観客が観に来るようにもなっています。

今回私は、8月26日に開催されたM-1グランプリ1回戦の大阪予選に行ってきました。M-1グランプリの予選に興味のある方は多いと思いますが、実際の予選会場の雰囲気を伝えるレポートは少なく感じます。せっかくですので、この記事では、ライブの会場や雰囲気について詳しくお伝えします。

(追記)2回戦も見てきました。以下のリンクもどうぞ。

大阪予選の会場は心斎橋PARCOの中に

M-1グランプリの予選は、全国各地で行われますが、大阪開催の1回戦は主に心斎橋PARCOの14階にある「SPACE 14」という会場で開催されています。
心斎橋PARCOは、心斎橋駅から地上に上がってすぐのところにありますが、難波駅からも徒歩で行くことができます。今回のM-1予選以外でも、お笑いライブなどの会場としてよく使われています。

ちなみに余談ですが、場所は違いますが、天王寺のあべのハルカスの9階にも「SPACE 9」というイベントスペースがあるので、勘違いしないようご注意ください。そこでも時々お笑いライブが開催されているのもあり、私は当日それを忘れて天王寺に行こうとしていました・・・。

入場の際は事前に前売り券を買っておくか、当日の窓口で料金を支払ってチケットを購入してください。1回戦の場合は前売り・当日券はどちらも500円です。よほどのことがない限りは当日券で大丈夫かと思います。
途中からの入場はOKですが、途中退出・再入場はトイレ休憩の場合のみ認められています。その際は半券を持っていくのをお忘れなく。このルールは会場によっても異なるかと思いますので、他の会場で予選を観る際はスタッフさんに確認してみてください。

れっきとした賞レース予選ですので、途中入場の際はスタッフさんがネタの邪魔にならないよう、ネタの間で入場のタイミングを誘導してくれます。大きな物音を立てないよう、お気を付けください。

1回戦は出場者も多数のため、長丁場になります。この日は11時開演で終演は19時頃でした。

ぶっ通しで見る方はまれだと思います。この日は前方に座っていた方に1日通して観ていたお客さんがいたようで、へびいちごの2人も気遣っていました。なんでもその人は広島から来て大阪予選は全日程ずっと観ていたとか…すごいファンもいるものです。

今回私は午前中は予定があったので、午後のGブロックからの観覧となりました。前週のコロナからの病み上がりで6時間通しで予選を見るのはさすがにつらかったので、ちょうどよかったかもしれません。

出演者はアマチュアからプロまで幅広く

当日のMCはへびいちごのお二人。M-1予選のMCは様々な方が務めますが、その中のベテラン司会といえば、関西はへびいちご、関東ははりけ~んずがお馴染みといっても良いです。長丁場の予選の中でも、軽快なトークで場をいつも盛り上げてくれます。

大きな賞レースの予選ならではの醍醐味は、一般参加のアマチュアの方のネタを見ることができることですね。M-1では一言にアマチュアといっても、完全な一般参加、社会人や学生で芸人活動をしている人、NSCなどの養成所に入っている芸人の卵など、出場する背景は様々です。会場の周りにも、これから出番を控えているであろう出場者の人がネタ合わせをしている様子が見られました。

こうした様子は普通のお笑いライブではなかなか見られません。れっきとした賞レースでありながら、お祭り感が出ている感じもあり独特な雰囲気があります。

3回戦や準々決勝になると、観客の方もお笑いマニアの方が大半で、ネタにシビアな空気感が出るというのもよく聞きます。それと比べると、1回戦の観客は実際に参加している方も多いので、アマチュアの方のネタに対しては暖かい目線も多く感じられます。

子供が練習通りに話せず拗ねちゃう親子漫才とか、思い切りネタを飛ばしてしまって苦笑いでネタを終えてしまう漫才とかもありますが、もうそこは素直に笑って観ましょう。でも中にはプロ顔負けのすごい発想のネタもあったりして驚かされます。

また、途中で出入りする観客の中には、当日の出番を終えたと思われる出場者の方も多くいらっしゃいました。1回戦はアマチュア参加の方が大半ですが、共通して言えるのは「劇場でのお笑いが好き」ということでしょう。そうでなかったら自分で実際にM-1に参加しようとはなかなか思わないと思いますが…。

そうしたアマチュアの方の漫才が多い中で、いざ事務所所属やフリーで活動している実力のある漫才師の方のネタを見ると、全然雰囲気が違って見えますね。そこはさすがにプロとしての基礎の違いなんだなぁと思います。

予選通過者や注目漫才師は公式インスタグラムやYoutubeでチェック!

予選通過者や注目漫才師を知りたい方は、公式インスタグラムやYoutubeでチェックしてみてください。予選の通過者は以前は全出番の終了後に発表されていましたが、現在は公式インスタグラムのライブにて発表されています。
また、当日の審査員が選ぶ「1回戦ベスト3」と、当日のMCが選ぶ「ナイスアマチュア賞」は後からYoutubeにて公開されます。

この日ベスト3になったのは、「パーティーパーティー」「エナマキシマ」「どんぐり兄弟」の3組。パーティーパーティー以外の二組は当日リアルタイムで見ることができましたが、当日確かに会場ではかなり受けていましたし、ベスト3になったのも納得です。

M-1グランプリはこれから2回戦、3回戦、準々決勝…と続いていきます。2回戦以降のチケットも年を追うごとにだんだん取りづらくなっており、準々決勝までいくとかなりの争奪戦になってきます。今年はなんとか行きたいものですが…チケット確保できることを祈ります。

まとめ

以上、M-1グランプリ1回戦(大阪予選)の会場・雰囲気について解説しました。

普段よくお笑いライブに行く方でも、いつもと違うライブの雰囲気を感じられるので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。M-1グランプリに臨む様々な漫才師の熱い漫才を生で見ることができる貴重な機会ですよ!

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