【楽屋ニュース】キングオブコント2023、決勝進出者決定!注目のファイナリスト10組を解説。

スポンサーリンク
【楽屋ニュース】キングオブコント2023、決勝進出者決定!注目のファイナリスト10組を解説。 楽屋ニュース(賞レース)
この記事は約7分で読めます。

キングオブコント2023のファイナリスト決定

キングオブコント2023とは、コント師のNo.1を決める大会です。
毎年10月~11月に決勝が開催されており、今年は過去最多の3036組がエントリーし、準決勝には35組が進出しました。
準決勝では2日間に分けて各組が2つコントを披露し、審査員によって10組が決勝に進出しました。

今年の決勝は2023年10月21日に19時から3時間生放送されます。
決勝当日の審査員はダウンタウン・松本さん、東京03・飯塚さん、ロバート・秋山さん、バイきんぐ・小峠さん、かまいたち・山内さんの5人で、昨年と同じメンバーとなっています。
昨年の優勝者はコンビ「ビスケットブラザーズ」(吉本興業)で、原田さんときんさんのコンビが合計得点の歴代最高点で優勝しました。

決勝進出者の紹介

今年の決勝進出者は、コンビが8組、トリオが2組の計10組です。7年ぶりの決勝進出や4年連続の決勝進出など、様々なドラマがあります。ここでは、それぞれの組のプロフィールや特徴を紹介します。

ラブレターズ(ASH&D)

塚本直毅さんと溜口佑太朗さんのコンビです。7年ぶりの決勝進出で、過去2011年には結成2年目にして初の決勝進出しています。
音響なども生かした演劇性の強いコントを行います。ボケとツッコミはネタによって変わりますが、どちらも繊細で感情豊かな演技が魅力です。

や団(SMA)

本間キッドさん、ロングサイズ伊藤さん、中嶋享さんのトリオです。昨年は結成15年目で初の決勝進出を果たし、世間的には無名ながらも最終決戦まで残り準優勝。今年で2年連続の決勝進出です。
「弾丸コント」と称した三人のキャラクターを生かすパワフルなコントが特徴です。

ジグザグジギー(マセキ芸能社)

池田勝さんと宮澤聡さんのコンビです。ラブレターズと同じく、7年ぶりの決勝進出です。
1つのテーマやシチュエーションを中心に据えたボケを押し続けるコントが特徴です。NHK「オンバト+」の4代目チャンピオン及び、「オンエアバトル」の歴史上最後のチャンピオンに輝いた実績もあります。

サルゴリラ(吉本興業)

赤羽健壱さんと児玉智洋さんのコンビです。元々「ジューシーズ」としてトリオで活動していましたが、メンバーの松橋さんが脱退したことにより2015年12月からコンビで活動しています。
会話劇を中心としたコントを展開しており、しずる・2016年キングオブコント王者のライスらと「メトロンズ」というユニットを組んでコントライブを行ったりもしています。どちらも演技力が高く、感情の起伏が激しいコントが多いです。

ゼンモンキー(ワタナベエンターテインメント)

ヤザキさん、荻野将太朗さん、むらまつさんのトリオです。今回の決勝進出者では芸歴最年少です。
事務所のネタNo1を決めるライブ「お笑いABEMA CUP2021〜ワタナベNo.1決定戦王者」では、結成3年目でファイヤーサンダー・四千頭身を決勝で破り優勝しました。

その実績からも次世代のトリオコント師として劇場で注目されています。ヤザキさん、むらまつさんの二人に対し、荻野さんの気弱な役どころが目立つような内容のコントが中心となっています。

隣人(吉本興業)

橋本市民球場さんと中村遊直さんのコンビです。コントで動きや小道具を生かした多様なコント、漫才でも自由な動きで舞台上を動き回るボケが特徴のコント漫才を二刀流で評価されており、2022年には第10回ytv漫才新人賞で優勝を果たしています。

ニッポンの社長(吉本興業)

さんとケツさんのコンビです。4年連続でキングオブコント決勝進出と今回の出場者の中では決勝進出回数は最多となっています。
過去のキャッチフレーズ「奇々怪々のコントファクトリー」の通り、奇抜・サイコ的な要素のある強力なボケが目立つコントを多く披露しており、今年の優勝候補としても期待の声が上がっています。ボケとツッコミはネタによって変わりますが、どちらもインパクトが強く、観客を驚かせています。

蛙亭(吉本興業)

イワクラさんと中野周平さんのコンビです。2021年以来の準決勝進出です。
漫才ではイワクラさんがボケ、中野さんがツッコミですが、コントでは逆に中野さんがボケとして特異なキャラクターを演じる内容が多くなっています。
2021年はトップバッターながらも「実験体」のネタで強い印象を残しました。

カゲヤマ(吉本興業)

タバやん。さんと益田康平さんのコンビです。昨年のM-1グランプリ2022では、「妹」ネタの漫才一本で準決勝まで進出しました。
小道具を多用したコントを得意としており、今まで小道具の制作には100万円以上の金額を費やしているとのことです。
また、益田さんがただスリルを味わうために考案したゲーム「スリル」がYouTubeで話題になり、他の芸人のYoutubeなどで度々コラボするほか、2022年のTBS「お笑いアカデミー賞」では松本人志さんとゲームを展開するなど、人気のチャンネルとなっています。
主にタバやん。さんはボケで、益田さんはツッコミですが、タバやんさんが小道具を使って繰り出すシュールなボケに対し、益田さんの大声ツッコミが目立つコントを多く展開します。

ファイヤーサンダー(ワタナベエンターテインメント)

こてつさんと﨑山祐さんのコンビです。元々吉本興業所属で芸人活動をスタートしましたが、2015年に上京してからワタナベエンターテインメントに所属しコントをメインに活動しています。
2018年ABCお笑いグランプリで吉本・松竹以外の事務所で初めての優勝者となりましたが、その後のABCお笑いグランプリで振り返って紹介されることが少なく、自虐のネタとしているなど、不遇であることをアピールしています。

まとめ

以上、キングオブコント2023の決勝進出者10組の紹介でした。どの組も個性的で面白いコントを見せてくれることでしょう。決勝はどの組が優勝するのか、予想も難しいですね。
コントファンの皆さんは、ぜひ10月21日の生放送をお見逃しなく!

コメント

タイトルとURLをコピーしました