トンツカタンお抹茶(人力舎)
トリオ「トンツカタン」ボケ担当。トリオでのコントの役割は会話劇の中でのボケが主ですが、ピンネタではおバカな歌やキャラクターを中心としたネタが目立ちます。
昨年の「プラネタリウム」のネタは準決勝敗退ながら強烈なインパクトを残しており、その後各番組でもピンネタを披露するなど、新たな一面を見せることに成功しました。
突拍子もない設定のピンネタはトリオネタとは別に密かに評価されており、今回の準決勝でもその路線を持ちつつ、後半の展開で更に会場を沸かせる活躍ぶりでした。同じ事務所の吉住さんと揃って決勝進出したのもあり、お抹茶さん自身も喜びを投稿しています。
持ち味のとぼけたキャラを生かしたピンネタはR-1の決勝ではどう目立つでしょうか。
吉住(人力舎)
2021~2022年決勝進出。2020年「女芸人No.1決定戦 THE W」優勝。2022年にはキングオブコントで岡野陽一さんとのユニット「最高の人間」でも決勝進出。近年は芸人としてのみならず、「となりのナースエイド」などのドラマで女優としても活躍する演技派です。
2023年は不出場でしたが、持ち味である怖さも含んだ恋愛ネタの強さを今年も発揮し決勝に返り咲き。活動の幅を広げたことでグレードアップした吉住さんのパフォーマンスに期待が高まります。
サツマカワRPG(ケイダッシュステージ)
2022~2023決勝進出。狂気性のある一人コントや一発ギャグを武器に、ユニット「怪奇!YesどんぐりRPG」の一員としても人気を博すピン芸人です。
今年で3年連続の進出となりますが、2022年は「放課後」、2023年は「この街の人々」と、毎年違ったテイストのネタを見せています。準決勝のネタはこれらとはまた違ったタイプの展開を見せており、ますますサツマカワRPGさんの芸の幅広さを感じさせるものでした。
観客を驚愕させる展開を仕掛けることも珍しくないネタは、一体R-1の決勝の舞台でどう映るでしょうか。
まとめ
以上、R-1グランプリ2024の決勝進出者の一部をご紹介しました。これらの芸人たちはそれぞれ異なるスタイルと個性を持ち、それぞれが独自の道を切り開いてきました。
芸歴制限解除により、今年のR-1グランプリのレベルは一気に上がったことは準決勝の配信を観ても明確に感じられました。今年の大会は、これまでのR-1とは一味違った展開を見せる盛り上がりを見せるかもしれません。
「R-1には夢がない」と言われ続けているのは否めない中…今回の決勝メンバーが視聴者にどんなインパクトを与えてくれるのでしょうか。これまでの先入観を払拭させてくれるようなチャンピオンが誕生するかどうか、その結果が待ち遠しいですね。
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