【楽屋ニュース】「ナンダカンダ」を聴いて、藤井隆が全盛期の頃の「よしもと新喜劇」をふと振り返ってみた。

スポンサーリンク
【楽屋ニュース】「ナンダカンダ」を聴いて、藤井隆が全盛期の頃の「よしもと新喜劇」をふと振り返ってみた。 楽屋ニュース(よしもと)
この記事は約5分で読めます。

Youtubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にて、6月30日に藤井隆さんが「ナンダカンダ」を歌う動画が公開。

最近は、キャラの立つ名脇役として「逃げるは恥だが役に立つ」「だが、情熱がある」などの人気ドラマで活躍する俳優としても知られている藤井さん。

しかし藤井さんは元々、よしもと新喜劇から全国区へブレイクを果たした芸人です。

藤井隆さんがよしもと新喜劇やバラエティ番組でマルチに活躍していた全盛期は、1990年代後半~2000年代前半に遡ります。概ね、現在の30~40歳代の方が学生時代のころになるでしょうか。

私も今回の藤井隆さんの「ナンダカンダ」の動画を見て、ふと自分がまだ小学生だったころのよしもと新喜劇を思い出してしまいました。

今回は、藤井隆さんの新喜劇当時の活躍と、そして藤井さんが全盛期の頃のよしもと新喜劇をふと振り返ってみたいと思います。

藤井隆のプロフィール・代表的な楽曲

藤井隆さんは、1972年3月10日生まれの51歳。大阪府豊中市出身で、吉本興業所属です。

妻はタレントの乙葉さん。2005年に結婚してからは、おしどり夫婦としての共演も多く、揃ってCMにも出演するなど、共に好感度の高いことでも知られていますね。

お笑いタレントとしては、1992年に吉本新喜劇へ入団。当時は天然パーマに繋がった両眉毛というインパクトの強い容姿でしたが、キャラクターは普通の青年でした。

その後、1994年に現代で言うところのオネエキャラの役どころを演じはじめたところ新喜劇で人気が急上昇。1997年からは『超!よしもと新喜劇』(毎日放送)で「HOT!HOT!」などのギャグで強烈なキャラを見せたところ、全国区で一気にブレイク。

1999年10月から『笑っていいとも!』にレギュラー出演を果たした他、2001年からは『BEST HIT TV』シリーズ(テレビ朝日)「マシュー南」のキャラクターを演じ冠番組を持つなど、全国番組での司会業も増加。現在も「新婚さんいらっしゃい」で桂文枝さんの後を継ぎ二代目の司会に就任するなど、マルチタレントとして人気です。

また、新喜劇でのブレイク後は歌手としても才能を発揮。2000年に浅倉大介さんのプロデュースによるシングル「ナンダカンダ」でデビューしました。

その後も、松本隆さんや筒美京平さんなどの著名アーティストとの作品制作に注力し楽曲のリリースを続け、「アイモカワラズ」「OH MY JULIET!」「ディスコの神様(tofubeatsとのコラボ)」などの楽曲を発表。2014年には自身の音楽レーベル「SLENDERIE RECORD(スレンダリー・レコード)」を設立しています。

以降はお笑い以外の演劇や、テレビや音楽活動が中心になりますが、2023年5月に開催された島田珠代さんの35周年記念公演では約26年ぶりに新喜劇に登場するなど、不定期にお笑いの舞台での活動は継続しています。

藤井隆の曲「ナンダカンダ」とは

今回「THE FIRST TAKE」にて披露することとなった曲「ナンダカンダ」についてもおさらい。

この曲は、2000年に発売された藤井隆さんのデビューシングルです。プロデューサーはTM NETWORKのサポートメンバーとして活躍した浅倉大介さん。

この曲は、発売当時から大ヒット。2000年度日本有線放送大賞新人賞を受賞し、累計売上は自己最高の28.7万枚のセールスを記録しました。

また、同年のNHK紅白歌合戦にも初出場し、司会者から「お笑い芸人がポップスの世界に殴り込んだ」と紹介されました。

藤井隆の代表的なギャグ

ここで藤井隆さんがよしもと新喜劇時代から使っていた代表的なギャグを、有名なものからいくつかピックアップ。

HOT!HOT!ダンス

「○○に出会えてよかった、うれしはずかしオーマイハート、○○に出会えてうれしい僕の体の一部がHOT!HOT!」と繰り返し歌いながらダンスするギャグ。このギャグが繰り出されると、観客から手拍子が起こったのは当時からの新喜劇のお決まりですね。

時々他の演者も巻き込むのもお決まりのパターンとなっています。

フォーーーッ!    

相手から胸を小突かれると「アッ、アッ」と叫び、その後連続で胸から連続で触られて叫びながら、最後は股間を触られると「フォーーーッ!!」と叫ぶギャグ。

今の新喜劇だと、今別府直之さんの「ピュッ」みたいな流れのギャグですね。

当時は新喜劇内ではそうしたリズミカルなギャグも少なく、新たなテイストのギャグとして人気でした。こちらも最後に藤井さんが口を押えられると、なぜか他の演者が叫ぶというパターンもありました。

『よしもと新喜劇』の思い出

今回の「THE FIRST TAKE」で藤井隆さんが「ナンダカンダ」を歌う動画を見て、私がふと思い出したのは、よしもと新喜劇を土曜日のお昼ごはん終わりに楽しく見ていた小学生時代。

毎週土曜日、家でお昼ご飯を食べ終え、当時から毎週土曜日の13時から放送されていた『よしもと新喜劇』を見るというのが、当時のルーティン。

藤井隆さんはもちろんですが、当時の座長の辻本茂雄さん、内場勝則さんらの個性豊かなメンバーが繰り広げる笑いに、私は毎回爆笑していました。

関西では「よしもと新喜劇は義務教育」と思っている人もいるとかいないとか言われていますが、自分にとっては生活の一部。そういう方は実際多かったかと思います。

せっかくなので次ページでは、私が小学生時代に見ていた1990年代後半ごろの吉本新喜劇の演者さんで、後世に語り継ぐべきと思う演者さんをそれぞれ紹介したいと思います。当時のメンバーは、今では亡くなられた方も多く、また活動の場を変えた方もいますが、私にとっては忘れられない思い出です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました