漫才ブームの仲間たちが集結!
1月23日に森ノ宮よしもと漫才劇場にて開催されたのは、ツートライブ主催によるライブ「ツートライブとライブ~ブームでヤングなニュアンス~」。このライブはツートライブが毎回ゲストを呼び、ネタとトークコーナーを繰り広げることで人気のライブです。
本日のゲストは、金属バット・デルマパンゲ・ミルクボーイ・ヤングの4組。
金属バット・デルマパンゲ・ミルクボーイは、ツートライブを含めた4組でユニット漫才ライブ「漫才ブーム」を開催し続けていることでも知られています。
また、ヤングは、その「漫才ブーム」の前身ライブとして2007年ごろから開催されていた「漫才やめなさいライブ」のメンバーとして参加しており、「漫才ブーム」のライブを毎回楽しみにしているファンにとっても非常に豪華なゲストの面々でした。
前回、この「ツートライブとライブ」に漫才ブームメンバーの3組がゲストで登場した際は、金属バットの二人が体調不良となった時に代役で出演したのがヤングの二人でした。そのため、漫才ブームメンバーが全員揃った上でヤングが正式によしもとのライブで共演するのは貴重な機会でした。
長尺ネタで笑いを巻き起こす!
ライブはツートライブ・金属バット・デルマパンゲ・ヤング・ミルクボーイの順で各組のネタからスタート。今回出演する漫才師全組のネタは時間にとらわれず各組かなり自由な長尺ネタを披露していました。
ツートライブは周平魂さんの独特のワードが光る漫才、金属バットは小林さんが続けざまの体調不良からの復帰したての舞台となり、観客からも温かい拍手。デルマパンゲはどこから台本なのかアドリブなのかもわからない「昔話」のネタで実に15分もの漫才を披露。ヤングの二人は気心知れたメンバーとの久々の共演で特に寺田さんがテンションも上がっていたようで…(笑)。
トリのミルクボーイは劇場で度々披露してきた「パックンチョ」のネタを披露。このネタ、何だか見るたびにオチに至るまでの内容が進化しており、今回はも会場の笑いがずっと止まない状態でした。M-1チャンピオンになって早4年目になるも、ネタ作りの気迫が更に増しつつある二人に感服もしました。
打ち上げで食べたいものは?
後半はトークコーナー。今回は「漫才ブーム」の後の打ち上げを決めるときにいつも仲間内で無記名投票で食べたいものを決めているとのことで、「打ち上げで食べたいもの」を全員で決めるコーナーが展開されました。
全員でそれぞれ渡された紙に無記名で食べたいものを書き、多かったものを1番に決定する、という比較的シンプルなコーナーに、「実験的」と強調するMCのツートライブたかのりさん。
しかし、開票された中にウケ狙いが外れたような回答が出ると全員一斉でツッコミを入れたり、誰が書いたかお互いに怪しんでいる様子が舞台上でも大盛り上がり。
全員の意見が出揃ったところで、「焼肉」や「もつ鍋」などが同票で並び、そこから更に無記名で決戦投票を行うも…またも無記名で大喜利回答が続出。
結局最後まで決まらず、これまでの回答の中でランダムで1つ引いたものに決めることになり、選ばれたのは「プロテイン」でした。これは駒場さん…ではないらしいです。(笑)
スタートからは予想だにしなかった盛り上がりに、当日の観客も終始笑いが止まっていなかった印象でした。腕のあるメンバーが揃うと、やはりどんなコーナーでも盛り上がるものですね。
まとめ
「ツートライブとライブ」は、漫才ブームメンバー+ヤングの、長年の盟友が集結した、熟練漫才師によるライブでした。長尺ネタで笑いを巻き起こし、トークコーナーで仲間同士のイジりあいで場を盛り上げる姿は流石の一言。
25日には、10年間をかけて47都道府県を周る漫才ブームの全国ツアーの実施が発表されました。これはある意味メンバーそれぞれが10年間かけて漫才にストイックに取り組み続けることの宣言と言っていいでしょう。今回の出演者それぞれの今後のライブ出演も気になります。
それとミルクボーイも、早くヤングをゲストとしてでも漫才ブームに呼んでほしいものです…!
興味が湧いた方はぜひ劇場に足を運んでみてください。
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