kento fukaya(吉本興業)
現在はよしもと漫才劇場に所属しており、2021~2022年の2回決勝進出を経験しているピン芸人。独特な画風の複数フリップネタを主としていましたが、近年はフリップからデジタル・モニターなども使用し、より自身のセンスを強調させる演出を多用したネタを展開しています。
近年は各劇場での主催ライブを度々成功させるなど、関西での認知度も高まっていた中ですが、今年の春からは東京に活動拠点を移すことを表明しており、今後の活躍にも期待がかかります。R-1の舞台で優勝を果たし、華々しい活躍の第一歩とすることができるでしょうか。
ルシファー吉岡:(マセキ芸能社)
2016~2020決勝進出経験者の、今大会最年長ピン芸人。2021年の芸歴制限で一度は出場資格を失うも、今回の制限解除で見事に決勝にカムバックを果たしました。
持ち味でもある、哀愁を漂わせる一人コントは健在。今回の準決勝の出順はトップバッターながらも、大きく会場の空気を掴む内容で爆笑を誘い、準決勝を突破しました。
今大会ファイナリストでは最多の6度目の決勝進出と、最もR-1の決勝の舞台をよく知る存在。4年振りの決勝進出で、逆襲を果たすことはできるのでしょうか。
街裏ぴんく(トゥインクル・コーポレーション)
ありえない世界観をまことしやかに話す「ウソ漫談」を芸風とする漫談家芸人で、その唯一無二の漫談スタイルは劇場ファンのみならず、芸能界にもファンが多く、笑福亭鶴瓶さんなどもその実力を高く評価。
R-1の芸歴制限期間中に行われていた芸歴11年以上のピン芸人日本一決定戦「Be―1グランプリ」の第2回チャンピオン。芸歴も19年と今大会で最長であり、決勝進出が発表された際は、周囲の芸人が揃って祝いの言葉をかけていたのも印象的です。
今大会のファイナリストの中では唯一4分間を漫談で挑みます。自身のYoutubeチャンネルに上げているネタは長尺の漫談が主でありますが、準決勝では4分で余すことなく街裏さんの世界観を表現。気迫あふれるネタで爆笑を起こしました。
過去、漫談でR-1チャンピオンになったのはあべこうじさん、濱田祐太郎さんの2名のみ。劇場で高い支持を得る街裏ぴんくさんの漫談は、R-1の決勝で輝くことができるのかに注目です。
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